久しぶりのネタ酒場研究会 会合が実施された。今回は、今までほぼ未着手だった京急線沿線。京急線と言っても範囲は広いが、今回は品川よりのエリア限定でちょっと手を出してみましょうか。
鳥勝
東京都品川区南大井4-4-2
電話: 03-3766-6349
営業: 16:30-22:00
定休: 土日祝
2011年08月18日 鳥勝
予定よりも仕事が早くはけたので…赤羽駅でいわきの魔法使い師と合流。立会川に先行。でも、予定の店に入って待つにはちょっと早い。不名誉会長到着まで45分。さてどうするか。
少し散歩でもしましょうか…と立会川沿いを散歩していて目に入ったのがこの店。鳥勝 。後で調べてみたら、結構な有名店。某汚いけどな番組で紹介されたし。
がらっと戸を開けると超満員。微かにカウンター入り口付近に2席の空きを発見。ここで良い?と聞いてそこに滑り込み。ひゃー、人気店なんですね。周りのメニューを見渡すと、どれも年季の入ったメニュー札。さてさて、飲み物は…周りを見渡すとマイボトルの焼酎(源氏)飲んでいる方が多数。キープなんでしょうね。でも…一升瓶の焼酎キープって珍しいですねぇ。
ともかく、何かを頼みましょう。ここはひとまず、お隣の常連さんが呑んでいるのを見かけたしと言うことで、
ホッピーセット (340円)を頼みましょう。
で、飲み物が届いたところで乾杯!
ここのホッピーは、冷えたホッピーに常温グラス、氷、常温焼酎の組み合わせ。焼酎の量からして、外1に対して中2のペースですかね。まぁ、良くありそうなホッピー。でも、仕事明けにのむホッピーはビール同様五臓六腑に染み渡りますね。
で、ひとまず食べ物を注文。例の事件以降、すっかり見かけなくなってしまった「レバ刺し」がメニューに載っています。単なる剥がし忘れなのか、それともまだ売ってくれているのか…これはタメさねばなりませんね。レバ刺し (230円)を人数分頼みます。
2011年08月18日 鳥勝
初めての店、事前情報無し。でもかなり良さそうな店。出来れば色々体験してみたい。そんな感じでおどおどしていたら、隣に座った常連さんが我々に声を掛けてくれて、お店の流儀や名物なんかを教えてくれた。
そこで某とんねるずの番組に出たことがあり、その時、出演者が煮込み豆腐を食べて大絶賛だった。と。普通は3月までの期間限定メニューなんだけど、その影響でこの時期でも出しているとのこと…これは食べておけ。とのお話。ただ、1人前を2人で食べるくらいじゃないと駄目らしい。結構な量だとか。まぁ、今日は二人いるし、頼んでみますかね。煮込み豆腐 (600円)を一人前!
結構、スローペースで事が運ぶこの店内。この混雑で夫婦?2人で回していれば必然的にそうなるわなぁ。
頼んでからじっくり待って、ホッピーが半分くらい無くなった頃にレバ刺し到着。
レバ刺し。久しぶりです。喰って思うことは、レバ刺しはやっぱり旨いわ。コレが無くなったら困る。 今回はニンニクで貰ったけど、ここまで良いレバーならゴマ塩でも良かった。
ここのモツは結構良い感じのようです。
そんなこんなでレバーを楽しんでいると鍋到着。確かに、この煮込み豆腐は2〜3人で食べて丁度だわ。 と思わせるボリューム。レンゲでとりわけて一口。こりゃ旨い!
コレを食べるだけに訪れるのもアリですわ。コレは良い。煮込まれてトロッとなったモツが醸し出す深い味わい。いいですねぇ。こんなのを食べていると、さらに酒が進んでしまいます。ひとまず、中 (190円)を追加。
こりゃ、偶然ながら素晴らしい店に行き着いてしまったようです。そんなことをしていると…そろそろ合流という時間。さて、お支払いをしてごちそうさま。結構楽しんだのに2人で約2,000円。また来ます。
いっぱちや
東京都品川区東大井2-23-1 1F
電話: 03-3765-8181
営業: –
定休: –
2011年08月18日 いっぱちや
そして、今回の集合場所。立会川駅改札を出てすぐ前にある店。いっぱちや。店内に入ると既に不名誉会長が場所取りをしていてくれました。本当は、鳥勝で合流したかったけど、空き席がなかったので断念したのでした。
で、この店の特徴。全部のメニューが180円 らしい。そうか、180円でいっぱちなんですね。
ともかく、まず、飲み物を頼みましょう。先ほどまでホッピーだったし、今度は、生ビール (180円)にしましょうか。生ビールの180円。ただし、小ジョッキ。というか、実質、グラスですね。
肴は、不名誉会長があらかじめ頼んでおいてくれた煮込み (180円)から始めましょう。
追加で、レバー (180円)、カシラ (180円)、はらみ (180円)、シロ (180円)あたりの串を焼いて貰いましょう。1皿2本180円というのは、まぁ、安くもなく高くもなく。妥当な感じですね。
で、ビールは出てきた。肴も出てきた。いくら待っても箸が出てこない。しびれを切らせて箸をお願いするも、なんか今一の対応。愛想を振りまけと言う事ではなく、イマイチ、接客にやる気がない。気が抜ける。
まぁ、食べて旨ければ良いんですよ。と、煮込みを一口。いこいの方が上、以上。 串はそれなりなんですけどね。煮込みはちょっといただけない。
早々に、切り上げてごちそうさま。まぁ、値段を売りにする店はこんな感じでしょうか。
飯田屋酒店
東京都品川区東大井1-2-7
電話: 03-3474-7308
営業: 17:00~23:00
定休: 日曜・祝日
2011年08月18日 飯田屋酒店
で、次はと…と入ったのは鮫洲の角打ち。
旧東海道に面した酒屋で、手前が酒販スペース、奥が角打ちスペース になっている。酒販スペースの酒の陳列を見ると、いかにも50代から60代のオッサンが好みそうな日本酒のラインナップ。日本酒ブームが起こる前と起こり始めた頃を思い起こさせる感じ。いかにも街の酒屋ですね。
とりあえず、奥の角打ちスペースに陣取り、一杯頼みましょうか。周りを見渡すと、生ビールとおつまみ (500円)なんてのが目に入ります。ううーん、なかなかに最初には良さそうな感じではありますね。コレにしようかな。と心が傾きかけていたところ、不名誉会長。いきなり、スコッチ (280円)を注文。うっ、そうか。この店には洋酒があるんだ。と思い返し、バーボン (280円)を注文。肴にたこ焼き (330円)を注文しましょう。
注いでいるのを見たら、スコッチはBallantine’s Finest バーボンはI.W.HARPER GOLD MEDAL の模様。まぁ、この値段でこの銘柄なら納得ですね。
グラスが来たら乾杯!
この値段なら良いですね。このクラスだって、バーで飲めば倍じゃ呑めない。気軽に楽しめるというのは良いことです。まぁ、安く呑みたかったらボトルで買って家で呑め。と言うのはあるんですけど。それはそれで味気ないですからね。
そんなことをしている間に、先客の一組が出て行き、もうちょっと広い場所が空いた模様。今の場所は狭いので、ひとまずそっちに移動しましょうか。
で、移動したら、先ほどまでいた場所からは陰になって見えない場所に日本酒のメニューがあるではないですか。日本酒があるなら最初から日本酒だったのに。まぁ、もう一杯飲めばいいのです。不名誉会長は一ノ蔵(本醸造) (290円)、私は花春(純米) を注文。それに日本酒に合わせた肴として、出汁焼きたまご (280円)を注文。
やっぱり日本酒を飲まないと、なんとなく角打ちって気分にならないんですよね。
時計を見ると…そろそろ次に移った方が良さそうな時間。ごちそうさま。また来ます。
蒲田 鈴正
東京都大田区蒲田5-1-6
電話: 03-6279-7190
営業: 16:00~23:00
定休: 無休
2011年08月18日 蒲田 鈴正
次に向かったのは、京急線で京急蒲田。そこから徒歩でJRの蒲田方面に向かいます。
京急とJRは距離がありそうでなさそうで。歩くには遠い気もするけど、バスを使う距離ではない。
何とも微妙な距離感。まだ暑さの残る夏の夜に歩くにはちょっときつい感じ。
そんな中、あるって行ったのは、JRの駅から見て南東側に位置する「蒲田 鈴正」。ここは、目の前で海鮮モノを焼きながら呑めるお店。このクソ暑い中、炭火を前にして汗して呑むことも無いんじゃないの?と思わなくも無いんですけどね。でも、自分で焼きながらつまむ肴は旨いんですよね。
ひとまず、席に着いたら飲み物を注文しましょうか。メニューをザーッと見渡して選んだ飲み物。不名誉会長は金魚サワー (398円)、私といわきの魔法使い師はホイス (398円)を選択。金魚サワーはチューハイに唐辛子。浮いている唐辛子が金魚に見えるからなんでしょうかね?命名された理由は良く分かりませんが、少なくとも翌日トイレが怖くなりそうな飲み物だというのは見た目から明らかですね。
そして、ホイス。これは、見かけたら頼むしかないですよね。謎の飲み物ホイス。都内でもなかなか見かけないこの飲み物。端的に言うと、代用ウィスキーなんですかね?ホッピーがビールでホイスがウィスキー。
ひとまず、飲み物が来たらおきまり。かんぱーいっ!
2011年08月18日 蒲田 鈴正
では、肴を頼みましょう。全員で適当に、食べたいものを注文。イカ姿焼き (498円)、つくね 、海鮮朴葉焼 (598円)、パリパリキャベツ …。これだけ食べてきたのに、まだまだ食べる来マンマンの我ら。そりゃ、ダークダックススタイルをとっても効果がないスタイルに(以下略)
コンロで焼きながら飲み物で喉を潤す。でも、不名誉会長は何も言わないけれど、目の前にある飲み物。金魚サワーでは喉は潤う事無く、単にヒリヒリするだけなんじゃなかろうか。そんな感じに見えてくる。
ホイスはやっぱり、微妙な感じ。薄くしすぎたハイボールというか、焼酎の代わりに薄い薬用酒を使ったチューハイというか。コレはやっぱり「ホイス」でしか無いんですよね。他の言い方でしっくり来るモノがない。そして、説明しようがない。気になる方は、どこかで一度飲んでみて。それしか説明する方法がない。
時計を見ると…もう一軒行くならばそろそろまずい時間帯。
蒲田って東京だけど、南の外れで京浜東北線のエリアだし。各駅停車故、早めに行動しないと大変なことになってしまう。
では、そろそろごちそうさま。
うなぎ家
東京都大田区西蒲田7-64-6
電話: 03-3734-0228
営業: –
定休: –
2011年08月18日 うなぎ家
本当なら、別の店を予定していたんだけど。みんなで気持ちよく酔ったし、この雰囲気を大切に今日を終えたいよね?と言うことで、バーボンロードへ。
この通りは雰囲気満点。いかにも場末感のある通りになっており、我ら泥酔愛好家にとってはなかなか心地の良い場所になっているのです。その中でも特に良い感じなのがここ。「うなぎ家」。鰻の串焼きが名物の立ち飲み屋なのです。
店内に入るとL字カウンターがデーンっと待ち構えています。奥には先客が入っており、我々は入り口付近のカウンターの短辺付近に陣取ります。焼き台の目の前で一番の特等席。
とりあえず、店に着いたら飲み物注文。不名誉会長と私は、生ビール(中) (380円)。いわきの魔法使い師は下町のチューハイ (300円)を注文。魔法使い師、「なんで下町なんですかね?」の問い。不名誉会長、「何でだろうね?呑んでみれば?」の答え。不名誉会長も意地が悪い。要するに天羽のハイボールAってことでしょ?多分。まぁ、気になったら呑んでみれば?喰ってみれば?は我が研究会の基本でもあるし、間違っちゃいないんですけどね。
2011年08月18日 うなぎ家
そして肴の注文。この店に来たからには、うなぎ串焼き (220円)、うなぎ肝焼き (220円)は各自食べなきゃ損ですよね。
飲み物が届いたら、乾杯しつつ、本日の反省会…になるかと思ったら、次回の行き先の打ち合わせに。呑みながら、呑む打ち合わせ。心の底から「アホ共め」と言いたい気分。そんなアホ共の目の前では、大将が鰻を焼き始めます。タレをたっぷり、煙を立てながら美味しそうに焼いていきます。鰻は目で鼻で口でと沢山楽しめるのが良いところですね。
店内を見渡すと、楽天イーグルスのポスター、仙台どんどん焼きのメニュー。何となく、東北は宮城の香り。なんか関連があるのかな?と思い、ちょっと聞いてみた…大将の出身が仙台らしい。なるほどねぇ。
じゃ、仙台どんどん焼き (200円)、ブラックニッカ水割り (500円)もいってみましょうか。
仙台どんどん焼きは、薄いお好み焼き。仙台方式なので丸く焼いたモノを半分に折って三日月型にされたモノが出てくる。なんか、昔のお祭り屋台を思い出す。これ、旨いんだよねぇ。微妙なしょっぱさに酒が進むというか。思い出で一杯酒が飲めるというか。
そんなことをしているウチに、今夜も更けていくのでした。