職場の同僚、水角獣師と出張。
出張って良いですよね。外に出ている分、アレもしなきゃコレもしなきゃと言う事もなく。
決められた仕事をこなせば即解放。
こういう時こそ、時間を有効に活用しないとね。
と言うわけで、別に何処か当たりを付けていたわけではないけれど、何となく南北線で王子下車。まぁ、西ヶ原とかで降りても何もないし、王子神谷で降りても東十条近辺まで行かないと良いものには当たらない。そう言う意味では、消去法で選択しただけなんですけどね。で、そんな降り方をしたので、別に目的地もなく。
串ホルモンヌ 縁JOY
東京都北区岸町1-3-3
電話: 050-5815-6682
営業: 17:00~24:00
定休: 日
いつものように、酒遊館の方面にあるっていて発見したお店がここ。
「串ホルモンヌ 縁JOY」
いつものように酒遊館でも良いかなと思っていたのですが、私と水角獣師。混ぜるな危険のコンビ。二人で飲み始めると時間を忘れて酒を煽り、下品な会話に花を咲かせてしまうと言うとても危険な組み合わせなのです。正直なところ、行きつけの店で「この二人の会話を聞かれようモノなら二度とその店には立ち入れない」くらいの勢いなのです。そんなわけで、当たり障りのないところで新規開拓と相成ったわけです。
「こんにちは」と、店内に。
前情報無しの新規店に入る時というのは緊張しますね。何度も新規店は経験している筈なのに、いくら経験しても慣れないんですよね。
店内はテーブルにして5〜6席、大衆は大衆だけど歴史的な感じでもなく、わりとキレイに保たれた店内でちょっと安心。入店した時間が17:15程だったこともあり、店内には先客無し。先客がいればね。その人が頼んでいる物をみて名物なんかを想像しながら注文するんですけど、今回はその手が使えないようです。まぁ、長年の勘で頑張るしかなさそうです。

とりあえず、まぁ、席に着いたら飲み物くらい注文しないと始まりませんから…ひとまず、良く飲んでいるものを頼んで一杯目としましょうか。私は、ホッピー(白)(380円)。水角獣師は生レモンサワー(350円)を注文。
注文のために店員さんを呼び、注文。そこで、この店の楽しみ方のヒントが出てきました。店員さんの日本語がいまいち聞きにくいのです。確実に日本語がネイティブではない感じ。どこかで聞いたような…と、思い返すと、東大前のGALBIJO(韓国料理店)のオモニと近い言葉なのです。確認はしていないですが、多分、朝鮮系の方のお店なんでしょう。王子という土地らしい感じがしますね。私の予想が正しいのであれば、ここはそれ。モツ焼きとモツ刺しが特に期待できそうです。
メニューを見ながら、まず最初に焼き物を頼みましょうか。おまかせ盛り合わせ(5本)(580円)、つくね(140円)、手羽先(180円)、当たりを注文しましょうか。
飲み物を飲みつつ、焼き上がりを待ちます。
で、焼き上がった串。うん。焼けているか焼けていないかの境目を狙ったレアを出す店はいくらか知っていますが、ここは表面は焼けているが中は生のまま。表面を焼いただけという状況になっているのです。元々、刺しモノが好くな方だし、コレはある意味願ったり叶ったりではあるんだけど、生が苦手な人にはちょっときついかも知れませんね。

うん。コレなら刺しモノも行ってみましょうか。
色々ある中から、深い意味はなく白センマイ刺(580円)を注文。ついでに飲み物も無くなったので中(180円)をお願いしましょうか。
白センマイは、値段の割りに量が少ないかなぁ…と言うのが第一印象。でも、重要なのは中身。そう思いつつ、白センマイを一口。
…思ったより、いけるじゃないですか!
そう思って、味噌を付けて一口。
おお。…思ったより、いけるじゃないですか!
コレなら、刺しモノが食べにくくなった今。便利に使える店になるかも知れませんね。初めての店なので、今回たまたまなのか、それともいつもコウなのかという見極めは必要になると思うけどまぁ、今の時点では二度目がある店という事には異論がない感じです。

ふと時計を見ると、もう本日の予定時間は優に超えて滞在してしまっているようです。ちょっと軽く一杯のつもりだったのに、既にお尻から根が生えてしまっている感じです。
そろそろ仕上げに掛かりましょう。気になっている物があるなら頼みましょうと 水角獣師 に提案すると、彼の趣味で追加発注。名物 一頭串(280円)を2本と角切り牛タン 王子(580円)。名物とあるだけに確かに気になりますよね。
この名物 一頭串は、一本の串に色々な部位を刺して焼いたセットのようなモノで、
「色々食べたいけどそんなに食べられない。」そんな人にお勧めな感じの串。なるほどねぇ。考えましたな。確かに、コレもアレもと考えても串なんて食べられても数本ですからね。人数まとまっていければね、串をバラして適当につまめばいいけど。一人や二人の場合はそうはいきませんからね。と言う事は、この店はどちらかというと少人数で通い詰めた方が良いのかな…?
確かに、一本で色々美味しいってのは嬉しいですね。
食べきったら、お支払い。
おっ、思ったより安い感じです。コレならたまにはこれそうです。
では、ごちそうさま。また来ます。