酒蔵名: 榎酒造 株式会社
代表銘柄: 華鳩
訪問日: 2009年 9月24日
広島旅行の際に訪問。 広島駅前でレンタカーを借り、クレアラインで呉へ。そこから音戸方面へ向かい、音戸大橋を渡り音戸島へ。
なかなか難しい場所に榎酒造はたっています。 車一台やっと通れるくらいの路地。 特に目立つような看板もなく、ただただ、事前に調べた地図だけが頼り。 とはいえ、もう既に何度か足を運んでいるので、今回は迷いもせずに蔵に到着。
蔵に着いたら、事務所のところでお酒を物色して購入…と思い酒を見ていたら、 ちょうど試飲会を行った直後らしく、一通りの酒を試飲できることに。 えぇ、車の運転手たる私以外の人はですが。 いいなぁ…
そして、酒蔵を見学させてもらうことも出来ました。 ちょうど、今年の濁りを仕込み始めたところとのこと。 今朝方、初添えを終えたと言う蔵はどことなく、銃撃戦の間の静けさの様な感覚がありますね。
貴醸酒を貯蔵するオーク樽や、温暖な瀬戸内で酒を醸すための工夫 – 樽に巻き付けられた温度調整用のパイプなど 実際に酒蔵に行かないことには見ることの出来ない物がたくさん。 こういうのを見ることが出来るから、酒蔵訪問はおもしろいですね。
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外観
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醸造タンク
タンクにある黒い帯はパイプ。ここに仕込み水を通し、タンク内の温度を調整する。 これで温度が調整しきれない場合は、仕込み水で作った氷を使用し、さらに冷却をする。
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貯蔵タンク
貴醸酒を貯蔵するオーク樽。某大手酒造メーカーの焼酎樽と新品のオーク樽。 榎酒造ではあくまで香り付けに樽を使うので、この樽で長期貯蔵は行わない。 貯蔵期間は、樽の具合により試行錯誤しているとの事。
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色々な酒
これだけの種類を作っているんですね。結構ありますね。
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華鳩の看板
昔は、ハナハトではなく、ハナバトだったんですね。
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華鳩の看板
事務所にあった看板。なかなかに趣がありますね。
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3種類の貴醸酒
ビンテージの違う3種類。これだけ色が変わるんですね。